暮らしなもん

衣・食・住で日々出会う品々とのおつきあい帳

住まいと家賃のダウンサイジング - 引越しへの迷いと決断

節約術に詳しい方のアドバイスでよく聞かれるのが

「月々の固定費を減らすことが肝要」。

とりわけ、

「住居にかかわる費用を減らすのが効果的」とも。

 

そんなもんかなと他人事のように思っていたけど、近年は賃貸住まいの我が家でもそうしたダウンサイジングが現実的な選択肢として迫って来るようになりました。

街並みの上にかかる夕空

引越しはキライではないけれど

引越しならば私がこの世に生を受けてから何度も・・・数えてみれば9回は経験しております。転勤族でもなかったのにどういうわけか移動が多い一家で、入る先も社宅風の借家からアパート、二階建ての一軒屋、築浅の戸建借家、マンション等々、いろんな住まいを経験して来ました。

 

 

そのうちのどこが一番住みよいところだったか。「もう一度あの家に戻りたい!」という場所があったかというと、これといって思い当たる家は不思議とナイんですね。これはウチの家族も同じ。

 

持ち家にせよ賃貸にせよ、一戸建てにしろ集合住宅にしろ、どういうわけか行く先々で近隣の騒音はじめ住みにくさや居心地のわるさを感じさせるいろんな事象に遭遇したこともあってか、特定の住まいとか土地へのこだわりや執着が少なくなってしまったようです。

 

もちろん、赤毛のアンのように長い年月を経ても恋い慕ってやまない、昔と変わらぬ故郷というか実家を持っている人を見ると、いいなーうらやましいなあとは素直に思いますが・・・。

 

ともあれ、私としては同じ土地での滞在期間が長いか短いかに関係なく、「引越し」に対してあまり抵抗は無いのです。荷物の梱包とか開梱とか掃除とか、そういった作業ももともと嫌いではないですし。

 

気になる初期費用

・・・ただそうは言っても、「引越し」というのは手間や時間や労力の他に、いろいろとコストもかかります。賃貸ならば敷金・礼金・仲介手数料のたぐいに始まり、引越し業者への委託の費用から、新居に備わっていない家電・家具の準備、新しいご近所への挨拶ギフト等々、ある程度まとまったお金が必要になります。いわゆる「初期費用」と呼ばれるものですね。

 

これからどうなるんかなー

今回で10度目を数える引越しを何年も前から熱望していたのは、我が家の経理担当を務めるウチの母だったのですが、私としてはそうした費用をかけてまで別の場所に移るのは二の足を踏む思いでした。

 

しかし母の言い分によれば、今の世帯収入に対して、家賃の占める割合が高すぎると。今住んでいるところよりもっとコンパクトな間取りで構わないから、とにかくもっと安く住めるところに移って貯金を増やしたいと。・・・もっともな意見であります。

 

長引く住まい探し

こうして数年ほど前から、暇を見つけては不動産情報サイトで住まい探しを始めたわけですが、問題は「早くどこかに移ろうよー」とせかす割に、いろいろと要望の多いウチの母。

『和室はカビが生えて懲りたから全室フローリングの物件がいい』とか、

『カウンター式のキッチンは使いにくいから絶対イヤ』とか、

『押入れやクローゼットはひとつやふたつでは困る』とか、

『照明は全室はじめから付いてなくては困る』とか、

『お風呂はやっぱりユニットバス』とか、

さらには『できれば敷金・礼金ゼロ』『新築か築浅』

『買い物に便利なところが一番』とか、

こまごまとした条件が発せられる上に、賃貸マンションやアパートが多いエリアである割にはどういうわけか

「一人暮らし向け1R」・・・狭すぎて荷物が入らない

「大家族向け4LDK」・・・無駄に広すぎてお手入れが大変そう

という物件が圧倒的に多く、こちらが求めるちょうどその中間くらいの間取りのものが極端に少ないという状況。

 

その中でも「これなら・・・」と思って候補に上った物件もいくつかあったのですが、どれも、立地から間取りから設備から毎月の支払総額から等々いろんな面を検討してみると、結局"帯に短しタスキに長し"でなかなか決定には至りませんでした。 

 

 私自身はそのたびに内心ほっとして『今回も決まらなくてよかった~これで今日は寝られる』などと呟いていたのですが・・・。

 

それでも目的を達成するまでは決して諦めない、執念深い性格の母に促され、しぶしぶながらも根気良く住まい探しに付き合ってあちこちの不動産サイトを眺めているうちに、ある程度目が肥えてくるのか、まずまず良質と思われる物件と、どこか怪しげなものとの区別がつきやすくなったり、母も当初の希望から折れていくつか妥協点を見い出したりしたことで、不思議と候補が絞り込まれてきました。

  

そのうち母が特に気になった1、2件を実際に見に行きたいと不動産屋さんにお願いしたところ、それを含めて5~6件ほどの似た物件を紹介してもらうことに。

 

1時間ほどの間に全てを慌しく見てまわったのち、当初のお気に入りではありませんでしたが、やや昭和アンティークな面影を残す古い建物ながら、母だけでなく私も納得するコンパクトでかつ必要最低限の間取りや設備に加え、敷金ゼロ&1か月フリーレント等々、初期費用を抑えたい当方の意向に沿ったところが見つかって一安心。

 

保証会社の審査も通過し、契約書など書類の準備で今後2週間くらいかかるとのことで、早めに引越の日取りなどを決めて連絡されたしと、一旦決まると驚くほどスピーディに事は運びました。

 

ちなみに、以下は今回の住まい探しでたびたび参照した情報サイトのひとつ。提携する不動産屋さんが多く情報量も豊富で、無駄のないすっきりしたデザインの画面も使いやすかったです。

家具付/ペット可/敷礼0など多数!お部屋探しの【DOOR賃貸】

キャンペーン開催時期とタイミングがうまく合えば、お祝い金などの特典もあるようです。もっとも、それだけ狙って自分にぴったりの物件を探すのはなかなか難しいところがありますネ。 

 

引越し業者はどこに頼むか

となると次は引越し業者選び。

昨今ネット上にはいろんな見積もりサービスがありますからそこから探せば良さそうですが、実はこの「一括見積もり」系のサイトを相手にするのは、いろんな評判も耳にすることもあって私も母もちょっとためらいました。

 

一度に10社以上の業者に向けて条件を提示できるのは確かに便利かもしれませんが、その後各社からの営業担当とのやりとりに耐え得るだけの時間と体力があるだろうか・・・。

 

これまで9回の引越しで利用した業者は全部で5社くらい。そのうち前回もお願いして料金の面でもスタッフの対応でも比較的母の印象が良かった「引越のサカイ」さんにお願いすることになりました。

 

引越しのサカイのカタログ

今回は見積もりの際にこんな冊子も頂きました。引越しの荷物の量に応じて用意されているトラックの種類とか梱包材料といった同社が提供するサービス内容の紹介だけでなく、引越し挨拶用のギフトをはじめ新居で揃えたい家電や照明器具、カーテン、物干し用品などのカタログとしての機能も兼ねているようです。

 

もちろん見積もりサイトを利用したり、不動産屋さんや通信業者などで用意されている引越し料金割引制度などを活かせばもっとお得になるかも知れません。

 

でも、これから手続やら梱包やらで限られた時間の中、サイトやチラシに載っている割引適用条件などの細かな注意書きをいちいちチェックして他と比較するヒマも無いことから、 一度利用したことのある業者一社に絞ってすぐ見積もりを依頼することにした次第です。

 

ただ、数ある見積もりサイトの中でも、我が家が抱くような心配が少なそうなところが一つだけあったのでここにご紹介しておきます。

 

嵐のような電話攻撃を受けない引越し見積もりサイト【引越しラクっとNAVI】

 

結局今回はここで見積もりをお願いすることはありませんでしたが、このサイトのトップページに並んでいる引越しにまつわるヒント集とか梱包のコツといった読み物が豊富でなかなか充実していて、引越し経験が多い我が家でもいろいろ勉強になる点がありました。

 

今後引越しを検討されている方、引越しにまつわるいろんな疑問を抱えている方などはこちらでじっくり時間をかけて情報収集してもいいと思います。