暮らしなもん

衣・食・住で日々出会う品々とのおつきあい帳

奥薗さんの豆腐入りドライカレーにハマる日々

もともと外食よりお家ごはんが好き・・・というか長年の習慣として染み付いている我が家。 朝昼晩とも自炊が当たり前になっているものの、特に昼と晩のメニュー作りに悩む機会も多くなりがちです。

 

もっといろんなレシピが欲しいな〜と思っていた昨年2021年の夏頃、YouTube動画めぐりをしていて偶然出会ったのが、料理研究家奥薗壽子さんのレシピチャンネル。

 

かつてテレビでたけしのナントカという医療情報系の番組の終わりごろに、いろいろなヘルシーメニューを紹介されていたのを覚えていますが、我が家の視点からは結構割高な食材を使っていて、ちょっと手が出ないな〜と残念に思っていました。

 

でも、こちらの動画チャンネルでは、たいていどこの家の冷蔵庫にも残っていそうな食材で、手軽に作れるありがたいメニューが多く並んでいたので大感激。 早速いくつか選んで手元の紙切れにメモしている間に、かなりの量のレシピが溜まってしまったほどです。

 

中でも筆者の一番のお気に入りとなったレシピはこちら。 

 

豆腐が入ったキーマカレー風のドライカレーといったところでしょうか。


www.youtube.com

 

我が家の場合、カレーと言えばエスビー食品の「とろける濃いカレー」のルーを使ったごく普通のカレーライスが定番でした。

 

ところがこの奥薗さんの豆腐とひき肉同量のドライカレーを作って食してみたら、それまでのカレーに関する概念からは全く異なる、新しい視野が目の前に開けたのであります。

 

まずこのドライカレー、フライパンでひき肉と調味料を炒めている間から、"定番"のカレーの香りを遥かに超えるスパイシーな芳香が鼻腔をくすぐります。

 

ニンニクは使いませんが、擦り下ろした生姜が入っているのでピリ辛な風味を引き出しているのかも知れません。

 

そして一口頂けば、今まで出会ったカレー料理からは想像もつかないほど、ふわっと柔らかな食感。 もしかしたら歯や咀嚼に問題がある方でも比較的安心して食べられるものではないかなと思うほどです。

 

作り置きにタッパー保存した図

作り置きにタッパー保存した図。奥薗さんの仰るとおり、冷蔵庫に保存しておけば3〜4日は水気などもほとんど出ずに美味しく頂けます。ただカレーならではのスパイシーな香りや風味がしっかり感じられるのはやはり出来上がりから1〜2日ほどの間のようなので、お早めの賞味を。

奥薗さんのレシピ本も多く出ているようですが、最近の本で気になったタイトルはこちら。 ホント、ふだん自宅で食べる料理って、栄養バランスに気をつければ手抜きでもズボラでも全然構わないんですよね。