暮らしなもん

衣・食・住で日々出会う品々とのおつきあい帳

アラーム音が優しすぎるダイソー温湿度計の代わりに電波目覚まし時計「スペクトル」を買ってみた

アラーム機能をサボりだした古いアナログ文字盤のベル音目覚まし時計

 

それよりは若干新しいけど、鳴ったり鳴らなかったり不安定な挙動が目立つ、かつて母が使っていた大音量ベル音の電波目覚まし時計

 

そして、先日ダイソーで買ったばかりの、設定時刻には忠実でもほぼ無音でしか応えてくれなくなったアラーム付きデジタル温湿度計

 

この三つの後継として筆者が新たに選んだ、時計の専門メーカー「ノア精密」製のデジタル表示の電波目覚まし時計がこのほど届きました。 

ダイソーの温湿度計(右)と、ノア精密製の電波目覚まし時計(左)を並べた写真

「また何か変わったのが来たじょ」(クマのうろこ談)

 

 

ダイソーの品を使って以来、やはりあると便利であると分かった温湿度計とカレンダー表示も付いています。

 

 

巷でよく聞く電波受信のトラブルも無く、電池を入れて10分くらいで画面右上のアイコンの動きが止まると同時に、時刻ばかりか日付や曜日まで最新のものに表示されたのはちょっとびっくり。

 

液晶画面の色分けは特に必要ないかと思っていましたが、やはり見やすいですね。 角の取れたルックスもなかなかおしゃれ。 バックライトが点いていない状態では、商品写真より若干暗めに見えますが・・・。

 

ノア精密製のMAGシリーズ電波目覚まし時計「スペクトル」

ノア精密製のMAGシリーズ電波目覚まし時計「スペクトル」

 

てっぺんに軽く触れるだけで点灯するライトは眩しいくらいの明るさ。 キレイな彩りなのでずっと眺めていたくなるほどですが、持続時間はわずか5秒。せめて10秒くらいは点いていてほしいくらいだけど、そうなると単4電池2本ではとても長持ちしないでしょうね。

ノア精密製のMAGシリーズ電波目覚まし時計「スペクトル」のバックライト点灯時

フレーム天面に触れるだけで点灯するバックライト。暗闇でも充分過ぎるほどの明るさです。

 

背面のデザインはこんな感じ。 

ノア精密製の電波目覚まし時計(左)と、ダイソーの温湿度計(右)の背面デザインを比べたところ

ノア精密製の電波目覚まし時計(左)、ダイソーの温湿度計(右)の背面を比べたところ

隣に置いたダイソーのものと違い、折りたたみ式のスタンドは付いていません。 奥行きのある電池ホルダー部分が液晶側を支える構造になっており、重心が低めで安定感もあります。 ただ、好みの角度に調整したいという方にはちょっと物足りないかも知れません。

 

アラーム時刻を設定したり、電波受信ができない場合に手動で時刻合わせをするときなどに使うボタンは本体正面下部に並んでいますが、 アラームの入・切スイッチだけは側面に、慎ましく添えられています。

本体側面にある、アラームのON/OFFスイッチ。

本体側面にある、控えめなデザインのアラームON/OFFスイッチ。

 

液晶画面の真下に並ぶ4つのボタンの内、一番右端のボタンを長押しするとアラームの時刻とスヌーズの間隔を設定できます。 その後アラームスイッチをONにすれば、それまで日付が表示されていた欄に「アラーム時刻」が代わって表示されます。これもなかなか便利。

アラーム機能をオンにした状態。日付表示の欄がアラーム時刻に切り替わったり、ベル型アイコンが表示されます。

アラーム機能をオンにすると、日付の欄がアラーム時刻に切り替わり、中段右端にはベル型アイコンも現れます。馬のさくらちゃんも興味津々。

さて、アラームの電子音は、「ピピ、ピピ」とゆったりめのピッチで鳴り始めて、次第に間隔が詰まっていくスタイル。 音量は大きすぎず小さすぎずの程よいレベルだと思いますが、ダイソーの温湿度計やキッチンタイマーの音と比べると幾らかシャープな響きが感じられます。

 

ただひとつだけ、個人的にちょっと惜しい!と思われるのは、アラームに1分間オートストップが設定されているということ。 止めてもまた鳴るスヌーズ機能が備わっているとは言え、一回目が鳴っている間に運悪く爆睡中で目が覚めず、スヌーズを押すヒマが無かった場合は1分過ぎると自動で鳴り止み、翌日再び同じ時刻が来るまでずっと黙ったままとなります。

 

朝なかなか起きられない方、就寝時に耳栓をする機会が多い方などは、寝過ごす可能性があります。実際、筆者もこの目覚まし時計を導入してから、何度か予定の時刻を完全に通り過ぎてしまった後に目が覚め、自らの不手際を棚に上げてアラームの機能を疑うという失敗を経験しました・・・。

 

今ではその対策として、かつて母が使っていた大音量系の電波目覚まし時計を併用することにしました。 鳴ったり鳴らなかったり、さらには鳴り出すと止まらなくなるといったこの古い目覚まし時計の問題は、時刻設定時のダイヤル操作や入・切ボタンの使い方などのちょっとしたコツでほぼ完全に防げることが分かったので、枕元から少し離れたところにこの古い時計を置き、新品の3色液晶の目覚まし時計より5分から10分ほど遅めの時刻にセットするという言わば「二段階設定」にすることで万一の寝坊に備えています。

 

いずれにせよ、毎朝起きたいと思った時間にスムーズに、しかもすっきり爽やかな心地で目を覚まそうとするのはホント、難しいですね・・・。

 

今回の目覚ましトラブルに関する記事はこちら。 ご参考になればうれしいです。:

kuracinnamon.hateblo.jp

 

kuracinnamon.hateblo.jp