暮らしなもん

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ホームプラス電話の引越し:専用アダプタ交換のタイミング

新しい電話機での初仕事

引越しを前に新調した電話機を使って、さっそく固定電話サービスの移転の手続にかかりました。

ちなみに我が家ではKDDIの旧サービス「メタルプラス電話」から移行した「ホームプラス電話」を使っています。

ファックス電話機とホームプラス電話のアダプタ
右側の小さめの弁当箱大の白い箱がホームプラス電話のアダプタです。電話線は壁のジャックにではなく電話機本体と繋ぐ仕組み。

 

ホームプラス電話というのは、ごくごく平たく言えばauの携帯電波を使った電話サービスで、見た目は固定電話ですが通信手段はケータイと同じ。一定の制限はあるもののファックス機能も普通に使えるようになっています。

 

従来のように電話機から電話線を壁のモジュラージャックに繋ぐのではなく、専用のアダプタと呼ばれる小ぶりの辞書くらいの大きさの白い箱と繋ぎます。ただし、ケータイのように自由に持ち運びはできません。

 

 

電話機のかたわらに置いてある、ホームプラス電話専用アダプタ

ホームプラス電話専用のアダプタ。設置面積の少ない、コンパクト&スリムなデザイン。どこか頼りなげですが、台座があるのでちょっとやそっとで簡単に倒れる心配はありません。

 

電波をきちんとキャッチできるよう、同じ住まいの中で設置場所を変えることは可能ですが、もしその家以外の別の場所に移して使おうものなら、内蔵された「位置情報発信機能」なるものを介して移動が検出され、使用が差し止められてしまいます。

 

正面から見たホームプラス電話専用アダプタ。アダプタそのものの電源は電話機とは別に壁付コンセントから取る必要があります。停電時など単3乾電池4本を入れても受発信は可能。

正面から見たホームプラス電話専用アダプタ。アダプタそのものの電源は電話機とは別に壁付コンセントから取る必要があります。停電時など単3乾電池4本を入れても受発信は可能。


従って引越しの際には、旧居で使っていたアダプタは返却し、新居で使うものは新たに送ってもらわなくてはなりません。そのため、新旧のアダプタに振られる識別用の番号なども毎回異なるものが付与されるようです。

 

交換用アダプタを送ってもらうタイミング

KDDIの担当窓口(フリーコール)に電話し引越しする旨を伝えます。

現時点での契約内容の確認に始まって、転入先の住所、引越し予定日などを伝達。

 

電話番号はこれまでと同じでOK、初期費用1千円もキャンペーン期間中のため不要になるなどの説明ののち、話は「アダプタの交換」へと移りました。

 

交換用のアダプタは、お引越しされた日から3~4日以内に新住所へお送りします

 

と担当者。

 え?思わず耳を疑いました。

 

ケータイやスマホを持っている方はそれでも構わないでしょうが、持たない身としては引越しの直前・当日・直後とも電話が使えないというのは非常に困ります

 

少なくとも引越し予定日の一週間前までに送付してもらえませんか~とお願いすると、しばらくの間調べてくれたのち、そのようなケースにのみ適用される方法で手配してくれることになりました。

 

要するに、引越し後に受け取るのであれば通常のゆうパックで送付され本人確認は不要となるのですが、私のように引越し前に新しいアダプタを予め届けてほしいという場合は、最初にこの電話に加入したときと同様「本人限定郵便」で送られることに。一定の期限内に配達希望日を連絡し、当日は配達員に身分証を提示した上で受け取りが可能になるということなんですね。

 

まあそんなちょっとした手間はこちらとしては別に構わないので、とにかく引越し前の余裕のある時期に交換用アダプタを届けてくれればありがたいと、喜んで了承しました。

引越し前のアダプタは着払いで返送

旧居で使っていたアダプタは手持ちの適当な箱に詰めて、後日別便で送られてくる着払い伝票を添えて返送してほしいとのこと。

 

そのほか、契約料金は引越し当日まで旧住所、それ以降は新住所となるなどの丁寧な説明を受け手続きは無事終了しました。

 

ホームプラス電話専用アダプタ、ランプ部分のアップ画像

とりあえず、固定電話の引越しに関しては"青信号"が灯ったようです。