暮らしなもん

衣・食・住で日々出会う品々とのおつきあい帳

新居に光ケーブルは入るのか?移転手続きの行方

引越先の古い建物に、光ケーブルネットの配線はできるのか、できないのか。

それに伴う工事について、大家さんの承諾は得られるのか、得られないのか。

 

ふたつの「未定」

 光対応化の計画は進行中ではあるけれどこちらの引越し予定日までに工事が間に合うか否か・・・と言う問題以前に、そもそも光ファイバーが建物の共有部分から屋内まで通るか通らないかも分からない事態が判明してから数日後。

 

とりあえず移転手続きの書類を先に作るという名目で、工事代理店から部長クラスの人が来訪。先の電話窓口のお姉さんの話より専門的で詳しい説明が聞けた上に、素人の質問にも一つひとつ丁寧に答えてくれました。

 

でも、結局は上の二つの項目が「未定」のままになっているという現実が、行く手に不安の影を落としていることには変わりありません。

 

代理店側としては工事の日程のメドが立たないので動きが取れないし、

こちらの脳裏には最悪の事態を想定して『移転・継続はムリで泣く泣く解約』そして『WiMAX(WiFi)への移行』という最終手段もちらつきます。

 

いろいろ相談した結果、その日は書面の作成を一旦見送り、大家さんなり不動産屋さんからの連絡を待つことにしました。

 

  

すると正にその翌朝、不動産屋さんから電話が入り、

大家さんから工事のOKが出ましたー!」との一報が。

 

終始喜びに上ずったような声音で、詳しい日程は分かり次第また連絡します、お引越し前には間に合いそうですー♪と言い残し早々に話は終わりました。

 

うーん・・・往々にしてあるんですよねー、こういう見事なまでの行き違いって・・・。でも、これでようやくひとつの問題をクリアした訳ですからひとまずホッとしました。

 

工事の日程が決まるまで

先の代理店側の説明では、大家さんからの承諾が得られれば、後は工事の日程はスムーズに決まります・・・とのことでしたが、実際は現場の工事担当者のスケジュールなどの都合もあって、なかなか今日明日という訳には行きませんでした。

 

移転先の建物に行われるべき「共用部分の工事(セントラル施工)」は、当初はもっと早めの予定日が不動産屋さんから告げられていました。

 

しかし、大雨が続くなど天候不良の影響もあって、結局はこちらの引越し予定日の前後までずれこむ可能性が出てきました。

 

まあともかくもその工事が済んでしまえば、後は居室のパソコンまで線を引く「屋内工事」で全ては終わるのだから・・・と半ば安心して構えていました。

 

しかし、実際はその屋内工事に先立って「通線確認」なる作業が必要になることを、ようやく実現した移転手続きの書類作成の際に告げられたのであります。

  

屋内工事前の「通線確認」とは

共用部分の工事が済んだからといって直ちに屋内工事に入るようなことはせず、まず光ファイバーを通す際の妨げとなるような『電話線が通る配管のつぶれ』『コンクリートの構造物等による配管の詰まり』などが無いかチェックする作業のことを「通線確認」というのだそうです。

 

そこでもし線を通す管が無いとなれば、今度はベランダ側(エアコン側)から通せるよう新たな工事が必要に。そのときはまたも大家さん側に再承諾を求めることになって、OKがもらえるまで更に待たされることもあります・・・という説明でした。まあそういう規則なんだそうですから仕方がない。ここまで来たら気長に付き合うしかありません。

 

相談の結果、「共用部分の工事日」の数日後に「通線確認日」を設定し、その調査結果を見極めた上で改めて後日「宅内工事日」を決める、という段取りが示されました。

 

いやはや、新居に光が入るまでの道のりはなかなか険しいものです・・・。