紡錘形スタイルが素敵で気になるペンギン雑貨7選
Linuxの勉強を始めて以来、その公式のキャラクターでもある「ペンギン」を目にすることが多くなりました。Linuxを紹介する記事やYouTube動画の中には、それぞれ投稿者の"自前"のペンギンのイラストが添えられているものもあったりして、脱Windowsを目指して神経が張り詰めている間のちょっとした息抜きにもなりました。
なぜLinuxにペンギンなのか?という素朴な疑問については、ウィキペディアあたりの解説が詳しいのでここでは省きますが、私にとってもペンギンは好きな動物のひとつです。
ペンギン。鳥類の一員でありながら、なぜか空を飛ぶことは許されていない、不思議な鳥。
陸上ではちょっぴり不器用にも見える格好で、えっちらおっちら歩く姿が微笑ましい。でも一旦海中に入れば、紡錘形ボティの恵みを活かして水の抵抗から巧みに逃れ、達者な泳ぎっぷりを見せる・・・。
ヒトは、そんな「ペンギン」という生き物に対して「可愛い」とか「癒やし系」とか「善良」とか、どんなに悪くても「いたずらっぽい」とか「やんちゃ」といった、懐っこくて親しみやすい性格をイメージさせる動物として絵本や物語のキャラクターを作り上げたり、衣類や雑貨のデザインに取り入れたりします。
しかし極まれにではありますが、真逆の性格を割り当てるケースも見られます。
細やかな動きとリアルな小道具、ユーモアたっぷりの物語展開でおなじみ、イギリスのアードマン・アニメーションズのクレイアニメ「ウォレス&グルミット」シリーズのひとつ「
確かに物語の冒頭では、一見いかにも純朴そうで振る舞い方も「良い子」そのものだったのですが、実は腹黒いタチでしかも指名手配中の盗賊(本名はフェザーズ・マッグロウ[Feathers McGraw])であったことがだんだん分かってきます。
特にクライマックスの模型列車を使った逃走シーンでは、同じ車両の後方からじりじり迫るグルミットに向け堂に入った仕草でピストルを撃つあたり、それまでの『ペンギンらしさ』のイメージからは相当かけ離れたキャラクター設定と演出がなかなかショッキングでした。
もっともこの悪党ペンギンも、目当てのダイヤモンドを手に入れるための遠隔操作で致命的なミスをして大汗をかいたり、最後には何とも間抜けな格好で捕まってしまうなど、憎めないところも大いにあるんですけどね。
ただ、実際の暮らしや装いに取り入れるペンギン雑貨なら、やはり毒気のあるものよりは心和む雰囲気のものをそばに置きたいものです。・・・というわけで、昨今の気になるペンギン雑貨のなかから可愛いデザインの・・・それも実際の紡錘形ボディに近いリアルなスタイルを取り入れたアイテムをピックアップしてみました。
ペンギンのオブジェ風インテリアライト
誰かがどこかの水族館から連れて帰ってきたか(?)と見紛うばかりのリアルな立ち姿のペンギン型間接照明。内蔵のLEDライトがあたたかみのある柔らかな光で周囲を照らしてくれます。
全高約27cm。USB給電タイプで、点灯にはお手持ちのUSBコードもしくは乾電池(単4×3本、別売り)が必要となります。
ソファサイドなどに・・・ペンギンのダイカットクッション
モノクロの線画タッチのシンプルな、そしてどこかコミカルなペンギンさんの立ち姿のプリントがさりげないかわいらしさと存在感を放つインテリアクッション。
全高約35cm×幅26cm。背面側はイエロー系のチェック柄生地を重ねたつくりで、後ろ姿はちょっとシュールな雰囲気も。
眉毛のような飾り羽もチャームポイントのTシャツ
個性的な風貌でおなじみ、イワトビペンギンが空を見上げて立っているリアルめのイラストが入ったメンズサイズのTシャツです。陸上では歩くというより跳びはねるようにして移動する習性の持ち主の横に、英文で「人生に近道はない」とのメッセージが添えられているところのもポイント。
メンズ基準でSからXLまでの4サイズ展開、ベースカラーは白・薄ベージュ・杢グレー・チャコールブラウンの4色が用意されています。
繊細な刺繍ピンバッジ
フランス人デザイナーユニットが生み出すカラフル&ポップなモチーフ使いと、手刺繍ならではの丁寧な仕上がりがインパクトを放つ、ペンギン型のピンバッジ。
タテ6cm×ヨコ2cm。ブランドロゴ入りのおしゃれな化粧箱入りなので、ペンギン好きな方へのプレゼントにも。
物語性のある絵柄が印象的なトートバッグ
三日月や星が出ている夜空の下、コウテイベンギンらしき親子が歩いている姿のモノクロプリントがすてきなトートバッグ。ペンギンの親子柄というのはさほど珍しくありませんが、親のすぐ後ろからヒナが付いて行っている、ほのなな哀愁さえ感じさせる"ありそうでない"構図が新鮮に感じられます。
サイズは約45×37×マチ14cmと大きめで、ナチュラルホワイトベースの落ち着いた色味もあって通学・通勤からスーパーでのまとめ買いまで幅広く使えそう。
目元キリリ、イケメンペンギンのミニポーチ
縦長の体格ゆえにデザインしやすいのか、近年はペンギンさんをかたどったペンケースやポーチの種類もずいぶん増えてきているようです。その中でも控えめな色使いとどこか哲学的ながらカッコ可愛い表情が印象的なミニポーチ。白・黒の模様の配置から見てフンボルトペンギンがモデルになっているのでしょうか。
幅7×高さ11×奥行6cmのマスコットサイズ。一般的なぬいぐるみ型ポーチ同様、収納量は限られるようですが、リップや鍵、イヤホンコードなどこまごまとした小物の持ち運びに一役買ってくれそう。
ミニマルアート風の香りのオブジェ
日本のぬいぐるみメーカーと香料専門店とのコラボから生まれたサシェ(匂袋・香り袋)シリーズのひとつ、目鼻立ちなどの表現を省いたミニマルアート風のデザインと小花柄のプリント生地がエレガントなペンギンさんタイプ。内側にはウッディラベンダーの香りが封入されています。
全高22cm×全幅11cm。香りの持続期間の目安は約6か月。"無香"になってしまった後は、お好みのルームミストをスプレーして染み込ませるなどして引き続きサシェとして使えるとのことです。
絶妙のシャッターチャンスがポストカードに
連れ立って浜辺を駆けて来るペンギンさん・・・構図といい色のバランスといい、そこはかとなく漂うユーモアといい、やはり実写の迫力にはかなわないかなと思わせる一枚です。
タテ15cmXヨコ10cmの定形サイズ。お手持ちのフレームに入れて飾るのも素敵。