暮らしなもん

衣・食・住で日々出会う品々とのおつきあい帳

群れをなすペンギンのデザインが素敵で気になる雑貨5選&生地5選

ペンギンという鳥は、親しみやすい風貌や仕草だけでなく、群れで行動する姿にも興味の尽きないところがあります。

 

ペンギンの寄り合い

一度くらい呼ばれてみたい・・・ペンギンの寄り合い

 

猛吹雪のなか、互いにぴったりと身を寄せ合って寒さをしのいだり、

氷上や浜辺などに巨大なコロニーを形成して、密度の高い環境で懸命に子育てにいそしんだり、

食べ物を得るために長い行列を作って海まで行進したり・・・。

 

近年の水族館や動物園でもその習性を活かして、集団でのお散歩タイムとかパレードなどと称した"大移動イベント"が催され、ニュース番組などでも話題になったりします。 

 

その独特の二足歩行が人間の行列を連想させることもあって、何度見ても笑いを誘います。でも、ヒトが列をなして歩いているときの様子とはちょっと違いますね。何となく『ひとりでいると心細いから』とか『寂しいから』といった理由で連れ立って行動しているような雰囲気がみじんも感じられないのですから。

 

一人ひとり・・・というか一羽一羽は、その気になれば自分だけでも生きて行けるぜ、といった気高さとか気骨とか自由意思のようなものを、その愛らしくも滑稽にも見えるよちよち歩きの合間に感じさせるところがあります。

 

集団で同じ方向に動きながら、互いに依存し過ぎることなく、それぞれはいつも自分を保っている・・・ヒトの考え及ばぬ厳しい自然の中で暮らす生き物なのですから当たり前なのですが、ヒトとしての弱さを想うにつけそんな野生の生き物の面構えがちょっぴり羨ましく感じるこの頃です。

 

さて今回は、近頃筆者が気になっているペンギン雑貨の中でも、そんな圧巻の集団行動から着想を得てデザインされた気になる品々を中心に集めてみました。既成品のおしゃれ小物だけでなく、ハンドメイド派におすすめの手芸・洋裁用生地も併せてご紹介しています。 

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ウチの母がダイソーのペーパークラフトバンドキットに挑戦してみました 

うっかり割ってしまったグラスやお皿、傷みがひどくなってきた洗濯ネットなど、日用品の不足を補う必要に迫られた時、よくお世話になるのが100円ショップ。

 

先日も、ウチの母がキッチン周りでドリップコーヒー用のペーパーフィルターの袋などちょっとした小物を収納できるような小さめの箱が欲しい!と言うので近くのダイソーに一緒に見に行きました。

 

収納グッズなら品揃えは豊富なはずで、ぴったりのものが見つかるだろうと期待していたのですが、実際は母が気に入るようなコンパクトな箱やカゴはなかなか見つかりません。

 

あきらめて他に買う予定だった雑貨を探しながら店内を巡っているうちに、ふと通りかかった手芸・裁縫用品コーナーの前で母の足がストップ。何かしら彼女のハートにビビッと光線を射かけたものがあったようです。

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巡礼地ルルドの洪水に見る、防水対策のヒント

このたびの西日本豪雨(平成30年7月豪雨)による生々しい被害状況を報道各社のネット配信サービスで見ていた時、少し前に目にしたある動画を思い出しました。

 

フランス南西部、ピレネー山脈のふもとにある、カトリックの巡礼地であり奇跡の水でも有名なルルド(Lourdes)で、今年(2018年)6月13日に起きた洪水のもようを伝える、公式サイトの動画です。

 

1858年に村娘ベルナデット・スピルーが聖母マリアと対面し、湧水の源ともなった通称グロット(La Grotte)と呼ばれるマッサビエルの洞窟は、ガブ・ド・ポー(Gave de Pau)川の目の前に位置します。

 

そのため一帯が大雨に見舞われると川の増水や氾濫の影響を受けやすく、洞窟を中心とした聖域の大部分が水没することもあります。近年では2012年10月2013年6月に大規模な洪水が発生。

 

沐浴場や地下大聖堂など聖域内の主な施設は濁流であふれ、洞窟前の大きな橋も流されて、周辺は閉鎖する事態に。聖域の外でも巡礼者を迎えるホテルや住宅が冠水し、人的被害もかなり大きかったと聞いています。

 

こちらは2013年6月の大氾濫の様子を伝えるルルド公式サイトの動画です:


Inondation 2013 Grotte de Lourdes (vidéo 20) : se souvenir du 18 juin 2013

 

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大雨で通信トラブル? ネット接続難に見舞われた3日間で気づいたこと

梅雨末期の西日本に降りかかったこのたびの豪雨(平成30年7月豪雨)。各地の被害の模様が明らかになってくるにつれ、心痛む報告が続きます。

 

筆者の住む九州中部の一地域も連日かなりの大雨だったものの、冠水・浸水などの大きな被害はなく避難勧告も聞かれず、部屋干しの洗濯物を横目にパソコンに向かったり家事を片付けたり、屋内でひっそりと過ごす日々が続いていました。

 

一帯で雨の勢いが最も激しくなったのは7月6日の深夜だったと思います。翌7日の朝いつもどおりパソコンを起動し気象情報サイトで雨雲の動向や台風8号の予想進路図をチェックしていました。すると間もなく、インターネットの接続速度が極端に遅くなったり、断続的に繋がらなくなるといった症状に陥りました。 

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紡錘形スタイルが素敵で気になるペンギン雑貨7選

Linuxの勉強を始めて以来、その公式のキャラクターでもある「ペンギン」を目にすることが多くなりました。Linuxを紹介する記事やYouTube動画の中には、それぞれ投稿者の"自前"のペンギンのイラストが添えられているものもあったりして、脱Windowsを目指して神経が張り詰めている間のちょっとした息抜きにもなりました。

 

なぜLinuxにペンギンなのか?という素朴な疑問については、ウィキペディアあたりの解説が詳しいのでここでは省きますが、私にとってもペンギンは好きな動物のひとつです。

 

ペンギン。鳥類の一員でありながら、なぜか空を飛ぶことは許されていない、不思議な鳥。

 

氷上にしぱし佇み、物思いにふけるペンギンさんの図

氷上にしばし佇み、物思いにふけるペンギンさんの図

 

陸上ではちょっぴり不器用にも見える格好で、えっちらおっちら歩く姿が微笑ましい。でも一旦海中に入れば、紡錘形ボティの恵みを活かして水の抵抗から巧みに逃れ、達者な泳ぎっぷりを見せる・・・。 

 

ヒトは、そんな「ペンギン」という生き物に対して「可愛い」とか「癒やし系」とか「善良」とか、どんなに悪くても「いたずらっぽい」とか「やんちゃ」といった、懐っこくて親しみやすい性格をイメージさせる動物として絵本や物語のキャラクターを作り上げたり、衣類や雑貨のデザインに取り入れたりします。

 

しかし極まれにではありますが、真逆の性格を割り当てるケースも見られます。

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1か月で脱WindowsしてLinuxに移行した【その3.ライブ起動の顛末】を手短にまとめてみました

64ビットWin7マシンに「デュアルブートでのLinux環境」を実現すべく、パーティションの構築やライブ起動の手順の確認など、踏み込んだ学びを続けていく一方で、数あるLinuxディストリビューション(配布パッケージ)のうち、どれを選び取るか?という課題も日に日に大きくなってきました。

 

同じLinuxでも、たくさんありすぎて目移りしちゃう・・・(こぼね&さくら談)

同じLinuxでも、たくさんありすぎて目移りしちゃう・・・(こぼね&さくら談)

 

主だった系統だけでも3種類あり、さらにそれぞれの派生版−−初心者向きから玄人好みまで−−が、星の数ほど存在します。一種の世襲制とも言うべきWindowsの世界からすれば、OSを選ぶ自由があるというのは実にありがたいことなのですが、Winユーザーにおすすめの移行先と言われている「初心者向き」のディストリビューションでさえ、ひとつやふたつの紹介では終わりません。それぞれの特徴をざっと把握するだけでもタイヘンでした。

  

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カーテンレールを活かす部屋干しハンガー研究

以下の写真は2018年の3月頃に撮影した、新居の窓辺の様子です。真冬の寒さもゆるみ、久しぶりに朝から晴れて洗濯物の外干し日和・・・かと思ったら、春の嵐に何もかもめくれ上がって吹き飛びそうな勢いなので早々に取り込み、エアコンの真下で部屋干しに転じたところ。

 

手持ちのS字フックと使えなくなったつっぱりポールを組み合わせた、自己流の部屋干し用ハンガー掛け

 

窓辺に差し込む明るい日差しを見れば、何とももったいない気がしますが。

 

ところでこうした急な部屋干しの必要に迫られたとき、ハンガー掛けの洗濯物を引っ掛けるのに何かと役に立つ・・・と言うか、ついつい使ってしまうのがカーテンレール。 季節にもよりますが、真上にエアコンが付いていれば除湿乾燥機を使うより乾きが早いことも多いので重宝します。

 

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